文献
J-GLOBAL ID:201302293001761287   整理番号:13A1022810

海洋食物連鎖基部の底生生物に対する単層カーボンナノチューブの生物蓄積および毒性

BIOACCUMULATION AND TOXICITY OF SINGLE-WALLED CARBON NANOTUBES TO BENTHIC ORGANISMS AT THE BASE OF THE MARINE FOOD CHAIN
著者 (9件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 1270-1277  発行年: 2013年06月 
JST資料番号: A0978B  ISSN: 0730-7268  CODEN: ETOCDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
SWNTs(single-walled carbon nanotubes)の使用は経時的に増加し,環境に対するリスクの検討が必要になっている。本研究では,食物連鎖のベースにある海洋底生生物における,SWNTsの毒性,生物学的利用能,生物蓄積について決定することを目的とし,端脚類Ampelisca abditaと海産甲殻類アミ(Mysid;Americamysis bahia)について,堆積物暴露により試験した。SWNTsは,A.abdita,A.bahia,河口の端脚類Leptocheirus plumulosusを通して,それらの生物可用性と生物蓄積に影響を及ぼす堆積物,およびまたは食物マトリックスに代わってゆくが,有意な死亡率は100ppmの濃度まで認められなかった。[14C]SWNTで改質した堆積物(100μg/g)と藻類(100μg/g)に28日間暴露した後,近赤外蛍光分光法を使用して,未洗浄生物と洗浄された生物における未処理SWNTsの負荷を測定した[14C]SWNTは,洗浄および未洗浄L.plumulosus端脚類においてそれぞれ0.50μg/gおよび5.38μg/gが検出された。これらの結果より,SWNTsは海洋底生生物にバイオアクセシブルであるが,蓄積や毒性をひき起こすようには見えなかった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  炭素とその化合物  ,  化学物質の毒性一般 

前のページに戻る