文献

J-GLOBAL ID：201302293013183815   整理番号：13A0076116

樹状細胞活性化中のRelBの制御は古典的および非古典的NF-κB経路を統合する

Control of RelB during dendritic cell activation integrates canonical and noncanonical NF-κB pathways

著者 (12件)： SHIH Vincent F-S (Univ. California, California, USA) ,  DAVIS-TURAK Jeremy (Univ. California, California, USA) ,  MACAL Monica (Univ. California, California, USA) ,  HANG Jenny Q (Univ. California, California, USA) ,  PONOMARENKO Julia (Univ. California, California, USA) ,  KEARNS Jeffrey D (Univ. California, California, USA) ,  YU Tony (Univ. California, California, USA) ,  FAGERLUND Riku (Univ. California, California, USA) ,  ASAGIRI Masataka (Univ. California, California, USA) ,  ASAGIRI Masataka (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ZUNIGA Elina I (Univ. California, California, USA) ,  HOFFMANN Alexander (Univ. California, California, USA)
資料名： Nature Immunology  (Nature Immunology)
巻： 13  号： 12  ページ： 1162-1170  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： W1330A  ISSN： 1529-2908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 樹状細胞(DC)成熟を調節するNF-κB蛋白質RelBの分子制御メカニズムを調査し,RelBは非古典的NF-κB経路のRelB-p52エフェクターとしてだけではなく,古典的NF-κBにより制御されるRelB-p50ダイマーとしてDC活性化を促進することを明らかにした。RelBのIκB制御はDCの自発的成熟を模倣しているが迅速な病原応答性の成熟を可能にしていた。また,NF-κBシグナルモジュールのコンピューターモデルによりRelBを古典的経路による制御の影響を受ける状態にする2種のDC特異的な制御ポイントを同定し,RelBの古典的経路の制御は病原応答性の遺伝子発現プログラムに関与することが示された。本研究により,DC依存性のT細胞応答を調節するための併用療法の開発の誘導におけるシステム解析の有効性も示された。

シソーラス用語： *NFκB ,  樹状細胞 ,  タンパク質 ,  IκBタンパク質 ,  経路 ,  *細胞情報伝達
準シソーラス用語： IκB ,  *RelB ,  *シグナル伝達経路

分類 (3件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  免疫反応一般  (ED03010T) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 樹状細胞 ,  活性化 ,  RelB ,  NF-κB経路 ,  統合