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J-GLOBAL ID：201302293048255614   整理番号：13A1514080

送信端における分散制御と位相共役を用いた光ファイバ非線形効果の補償-並列逆伝搬法の提案と解析-

Pre-dispersed Mutual Phase-conjugation Scheme for Fiber-nonlinearity Mitigation in Coherent Optical Communication Systems-Proposal and Analysis of Parallel Back-propagation Method-

著者 (2件)： LU Hongbo (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KIKUCHI Kazuro (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 113  号： 182(OCS2013 36-46)  ページ： 55-60  発行年： 2013年08月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,所望の光信号とその位相共役光を偏波多重して伝送することにより,ファイバの非線形効果を効率的に低減する方法を提案する。ファイバ伝送路の全分散を付与したのち生成された位相共役光は,伝送路を伝搬し,コヒーレント受信器で受信される。一方所望信号は,ファイバを伝送したのち,コヒーレント受信器で分散補償される。この時,位相共役光の逆伝搬の原理によって,所望信号と位相共役光における非線形歪みは逆相関を持つので,両者の和をとることにより非線形歪みがキャンセルされる。計算機シミュレーションにより,この方法を用いると,20Gbit/s QPSK信号を1,000km伝送した時,最適パワーは7dB向上することが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *コヒーレント通信 ,  *非線形光学 ,  位相共役 ,  光ファイバ ,  *補償 ,  分散制御 ,  多重化
準シソーラス用語： コヒーレント光通信 ,  偏波多重 ,  *非線形補償

分類 (3件)： 光通信方式・機器  (ND10000B) ,  非線形光学  (BD05000T) ,  光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H)

タイトルに関連する用語 (8件)： 分散制御 ,  位相共役 ,  光ファイバ ,  非線形効果 ,  補償 ,  逆伝搬法 ,  提案 ,  解析