抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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最初の有人超音速飛行は半世紀前に行われてきたが,商業的に存続できるSST創出の目標をたてることはむずかしい。いままで2つの航空機だけが定期的乗客サービスをしたが,技術問題と環境に対する懸念から廃止に持ち込まれた。主要問題として騒音を扱う最近の進歩により,SSTの成功が目前に迫っている。最近の主なNASA主導のプログラムはN+1(短期ソニックブーム低減),N+2(2020-2025年使用を目指しての技術準備),N+3(2030-2035),空軍および海軍および企業の状況,CFDツール開発と設計システム開発について述べた。将来SSTに向かっの研究が続けられる中,鶏か卵かの関係も生じている。企業は,FAAが,陸上飛行の規制基準を設定するまで本当の超音速実証機の建造に抵抗があり,FAAは,企業が問題の軽減について,どうすればよいかを実証することを待っている。製造航空機が飛行する日の予測はむずかしいが,多分最初はビジネスジェットで,ジェット定期航空機が飛ぶのはそれから5年先であろう。どのくらいの大きさになるか? 飛行速度は? 地上でのソニックブームはどんなレベルか? 利益があがるのか? FAAが,まず規制基準をきめ,それに向かって企業が設計するのか,あるいはFAAはまず実証機があり,その結果を基に基準を作るのだろうか?
