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J-GLOBAL ID:201302293184589879   整理番号:13A0830693

ナノろ過膜と逆浸透膜によるN-ニトロソアミンの阻止:膜特性の重要性

N-nitrosamine rejection by nanofiltration and reverse osmosis membranes: The importance of membrane characteristics
著者 (8件):
資料名:
巻: 316  ページ: 67-75  発行年: 2013年05月01日 
JST資料番号: B0934A  ISSN: 0011-9164  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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1種類のナノろ過(NF)膜,1種類の海水逆浸透(SWRO)膜及び6種類の定圧逆浸透(LPRO)膜を用い,8種類のN-ニトロソアミンの阻止率に及ぼす膜特性の影響を検討した。最も分子量が小さいN-ニトロソアミン,N-ニトロソジメチルアミン(NDMA)とN-ニトロソメチルエチルアミン(NMEA)の阻止率はそれぞれ8~82%,23~94%の範囲で変動した。一般的にNDMAとNMEAの阻止率は膜の透過性が減少するにつれ増加した。より高分子量のN-ニトロソアミンについては膜特性の影響の大きさは低下していた。水再生利用に通常用いられている4種類のLPRO膜(ESPA2,LFC3,TFC-HR及び70LW)では,NDMA(37~52%)及びNMEA(69~82%)に対しては同様な阻止率を得た。さらに様々な透過流束と流入水温度の条件で比較した場合でも,2種類のLPRO膜(ESPA2及び70LW)でのNDMA及びNMEAの阻止率はほぼ同じであった。しかしESPAB膜はLWRO膜と同等の透過性を持つにもかかわらず非常に高いNDMAの阻止率(71%)を達成しうることは特筆に値する。本報文で報告した結果は,細孔サイズや活性スキン層の厚さなどの透過性に関連する膜特性はN-ニトロソアミンの阻止率を決定する重要な要因となりうることを示唆するものである。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
用水の物理的処理  ,  膜分離  ,  その他の汚染原因物質 

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