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J-GLOBAL ID：201302293218545477   整理番号：13A0736492

テネシー川流域開発公社キングストン石炭灰流出の環境影響2.歴史的に汚染された河川堆積物中のメチル水銀への石炭灰の影響

Environmental Impacts of the Tennessee Valley Authority Kingston Coal Ash Spill. 2. Effect of Coal Ash on Methylmercury in Historically Contaminated River Sediments

著者 (6件)： DEONARINE Amrika (Duke Univ., North Carolina, USA) ,  BARTOV Gideon (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, Illinois, USA) ,  JOHNSON Thomas M. (Univ. Illinois at Urbana-Champaign, Illinois, USA) ,  RUHL Laura (Duke Univ., North Carolina, USA) ,  VENGOSH Avner (Duke Univ., North Carolina, USA) ,  HSU-KIM Heileen (Duke Univ., North Carolina, USA)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 47  号： 4  ページ： 2100-2108  発行年： 2013年02月19日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2008年12月に起こった,米国テネシー州ハリマンのテネシー川流域開発公社キングストン石炭灰流出により,エモリ-川とクリンチ川に410万m³の飛灰と焼却灰が堆積した。我々は堆積物中の水銀とメチル水銀に注目し,流出後18カ月間,地表水及び堆積物について石炭灰の影響を調査した。地表水の総水銀濃度は悪化していなかったが,石炭灰の流出地点近くのエモリー川堆積物では,そこから数マイル上流の堆積物と比較して,3から4倍以上であった。また同様に,石炭灰の流出地点近くのエモリー川とクリンチ川堆積物のメチル水銀含有量は上流の堆積物に比べて,特定の場所で上昇ており(最大3倍),石炭灰を含んだ堆積物中には,総水銀の最大2%のメチル水銀が存在していた。我々の調査データは,ネイティブの堆積物が石炭灰と混合した地域において,メチル水銀濃度の上昇が生じていることを示唆しており,この石炭灰は,微生物による水銀のメチル化を促進する物質(例えば硫酸塩など)を提供している可能性がある。

シソーラス用語： 河川汚濁 ,  *河成堆積物 ,  重金属汚染 ,  水銀 ,  *有機水銀化合物 ,  *石炭灰 ,  環境影響 ,  メチル化 ,  テネシー州
準シソーラス用語： 総水銀

分類 (2件)： 河川汚濁  (SB02020F) ,  水銀とその化合物  (SB05023Z)

物質索引 (1件)： メチル水銀

タイトルに関連する用語 (10件)： テネシー ,  流域開発 ,  公社 ,  石炭灰 ,  流出 ,  環境影響 ,  歴史 ,  汚染 ,  河川堆積物 ,  メチル水銀