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J-GLOBAL ID：201302293269774179   整理番号：13A1932913

金属-有機光力学療法を目的とした長寿命³IL励起状態の検討: 転移性メラノーマモデルにおける検証

Exploitation of Long-Lived ³IL Excited States for Metal-Organic Photodynamic Therapy: Verification in a Metastatic Melanoma Model

著者 (11件)： LINCOLN Richard (Acadia Univ., Nova Scotia, CAN) ,  KOHLER Lars (Univ. Houston, Texas, USA) ,  MONRO Susan (Acadia Univ., Nova Scotia, CAN) ,  YIN Huimin (Acadia Univ., Nova Scotia, CAN) ,  STEPHENSON Mat (Acadia Univ., Nova Scotia, CAN) ,  ZONG Ruifa (Univ. Houston, Texas, USA) ,  CHOUAI Abdellatif (Univ. Houston, Texas, USA) ,  DORSEY Christopher (Univ. Houston, Texas, USA) ,  HENNIGAR Robie (Acadia Univ., Nova Scotia, CAN) ,  THUMMEL Randolph P. (Univ. Houston, Texas, USA) ,  MCFARLAND Sherri A. (Acadia Univ., Nova Scotia, CAN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 135  号： 45  ページ： 17161-17175  発行年： 2013年11月13日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ru(II)付加ピレニルエチニルエンダイアドファミリーを合成し,それらの光物理学的と光生物学的特性を検討し,金属-有機光力学療法を目的とした光増感剤としての可能性を評価した。合成したダイアドは溶液中で22~270μs,77Kのガラス中で44~3440μsに調節可能な寿命の最も低い³IL励起状態を有していた。その励起状態は微量の酸素に高感受性だった。このような性質の³IL状態は強い光力学剤であり,nMレベルで,これまでで最高の光細胞毒性指数を示した。これらのダイアドは,低酸素分圧とメラニンの存在により光力学療法が困難であることが知られている色素性転移性メラノーマ細胞においても,μM以下の濃度で光力学療法的効果を維持していた。本ダイアドは,悪性メラノーマのような困難な状況での代替治療戦略としての金属-有機光力学療法に有用な可能性がある。

シソーラス用語： 光化学療法 ,  *光増感剤 ,  芳香族縮合化合物 ,  励起状態 ,  動力学 ,  細胞毒性 ,  *光毒性 ,  *ルテニウム錯体 ,  腫瘍細胞 ,  黒色腫 ,  分圧 ,  酸素 ,  代替医療 ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： ピレン誘導体 ,  メラノーマ細胞 ,  光力学療法

分類 (1件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (6件)： 2,2′-ビピリジン ,  6-エチニル-1,10-フェナントロリン ,  6-(フェニルエチニル)-1,10-フェナントロリン ,  6-(1-ピレニルエチニル)-1,10-フェナントロリン ,  4-(1-ピレニルエチニル)-1,10-フェナントロリン ,  3-(1-ピレニルエチニル)-1,10-フェナントロリン

タイトルに関連する用語 (6件)： 光力学療法 ,  長寿命 ,  励起状態 ,  転移性メラノーマ ,  モデル ,  検証