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J-GLOBAL ID：201302293340147610   整理番号：13A0597472

表面流出による河岸侵食とリン損失に対する河岸放牧影響

RIPARIAN GRAZING IMPACTS ON STREAMBANK EROSION AND PHOSPHORUS LOSS VIA SURFACE RUNOFF

著者 (5件)： TUFEKCIOGLU Mustafa (Artvin Coruh Univ., Artvin, TUR) ,  SCHULTZ Richard C. (Iowa State Univ., Iowa) ,  ZAIMES George N. (Kavala Inst. Technol., Drama, GRC) ,  ISENHART Thomas M. (Iowa State Univ., Iowa) ,  TUFEKCIOGLU Aydin (Artvin Coruh Univ., Artvin, TUR)
資料名： Journal of the American Water Resources Association  (Journal of the American Water Resources Association)
巻： 49  号： 1  ページ： 103-113  発行年： 2013年02月 
JST資料番号： B0905A  ISSN： 1093-474X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アイオワ州の3地区における異なる家畜密度をもつ9河岸放牧地サイトで降雨シミュレーションを行い,河川への土砂とリン(P)の流出量を調べた。本研究では,可能河岸供給源域(SAs)と想定した両岸の幅15m帯状放牧地サイトに着目し,そこからの土砂とP流出量に対するウシ放牧の影響を検討した。合計54回の降雨シミュレーション中に採取した流出試料の懸濁物質(SS)と全リン(TP)を分析し,シミュレーション区画周辺の土壌容積重(SBD)と土壌水分を測定した。河岸SAsを測岸放牧域,河川への牛のアクセス経路,および河岸植生(基準)に分類し,SBD,SS,およびTP損失の差を比較した。その結果によると,アクセス経路,放牧域,および基準域の面積比率は,それぞれ1.2,1.5,および97.3%であるが,アクセス経路と放牧域からのSSとTP損失は全損失量の72%と55%を占めた。家畜密度とSSおよびTP損失の間には有意な相関が見られ,低家畜密度ではSAsから河川への土砂とP流出を軽減できることを示した。

シソーラス用語： *表面流出 ,  侵食作用 ,  *放牧 ,  *シミュレーション ,  懸濁物質 ,  容積重 ,  土壌水 ,  河岸 ,  土砂流送 ,  河川汚濁 ,  面汚染源
準シソーラス用語： 家畜密度 ,  河岸侵食 ,  *降雨シミュレーション ,  全リン

分類 (1件)： 河川汚濁  (SB02020F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 表面流出 ,  河岸侵食 ,  リン ,  損失 ,  河岸 ,  放牧