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J-GLOBAL ID：201302293429555045   整理番号：13A1121194

ハロゲン化ベンゼンカチオンラジカル

Halogenated Benzene Cation Radicals

著者 (4件)： MOLSKI Matthias J. (Freie Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  KHANFAR Monther A. (Univ. Jordan, Amman, JOR) ,  SHORAFA Hashem (Freie Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  SEPPELT Konrad (Freie Univ. Berlin, Berlin, DEU)
資料名： European Journal of Organic Chemistry  (European Journal of Organic Chemistry)
巻： 2013  号： 15  ページ： 3131-3136  発行年： 2013年05月 
JST資料番号： W1026A  ISSN： 1434-193X  CODEN： EJOCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 対応するハロゲン化ベンゼンをO₂⁺[AsF₆]^-,O₂⁺[Sb₂F₁₁]^-またはFO₂S-O-O-SO₂Fで酸化してベンゼンカチオンラジカル[C₆F₅CF₃]⁺,[1,4-C₆F₄(CF₃)₂]⁺,[1,2,4,5-C₆H₂Cl₄]⁺,[C₆F₅-C₆F₅]⁺および[C₆Br₆]⁺をフルオロひ酸およびフルオロアンチモン酸塩として得た。それらの構造を単結晶構造として決定し,ESR測定およびDFT計算により支持した。前三者は予測したビスアリル型構造を持っていた。[C₆F₅-C₆F₅]⁺は中性の[C₆F₅-C₆F₅]と比較して強い中心C-C結合と小さい二面角を持つキノイド形を持つ。[C₆Br₆]⁺は[C₆F₆]⁺,[C₆Cl₆]⁺および[C₆I₆]⁺間の欠けた要素である。それは正規な六角形構造で存在する[C₆I₆]⁺と比較して,[C₆F₆]⁺および[C₆Cl₆]⁺より弱いが,Jahn-Teller歪みを持つ。

シソーラス用語： *アレーニウム ,  ラジカルイオン ,  *格子歪 ,  *Jahn-Teller効果 ,  *芳香族ハロゲン化合物 ,  分子構造 ,  密度汎関数法 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  キノイド化合物 ,  芳香族臭素化合物
準シソーラス用語： *Jahn-Teller歪み

分類 (2件)： 芳香族単環ハロゲン化合物  (CF05030H) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (5件)： 1,2,4,5-テトラクロロベンゼン ,  オクタフルオロトルエン ,  ペルフルオロビフェニル ,  ペルブロモベンゼン ,  2,3,5,6-テトラフルオロ-4-(トリフルオロメチル)フェニルカチオン

タイトルに関連する用語 (3件)： ハロゲン化 ,  ベンゼン ,  カチオンラジカル