文献

J-GLOBAL ID：201302293435979027   整理番号：13A1068133

LESを使用する予混合スワール火炎の熱放出応答の飽和メカニズム

Saturation mechanism of the heat release response of a premixed swirl flame using LES

著者 (4件)： KREDIET H.j. (SIEMENS AG, Fossil Power Generation Div., Muelheim an der Ruhr, DEU) ,  BECK C.h. (SIEMENS AG, Fossil Power Generation Div., Muelheim an der Ruhr, DEU) ,  KREBS W. (SIEMENS AG, Fossil Power Generation Div., Muelheim an der Ruhr, DEU) ,  KOK J.b.w. (Univ. of Twente, Enschede, NLD)
資料名： Proceedings of the Combustion Institute  (Proceedings of the Combustion Institute)
巻： 34  号： 1  ページ： 1223-1230  発行年： 2013年 
JST資料番号： A0273A  ISSN： 1540-7489  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 速度摂動に対し予混合スワール火炎の非線形熱放出応答を,ラージエディシミュレーションを用いて調べた。この非線形熱放出応答は,熱音響制限サイクル圧振幅の予測に対し必要である,ここでは火炎記述関数(FDF)により表現した。テストケースとして,予混合大気スワール火炎を用いたが,それに対しFDFの実験データはアベイラブルである。最初に,定常反応LES解を得た,そしてこれを実験データと比較した。次いで,そのシミュレーションを,入口境界条件に対し,単振動数高調波を重ね合わせることにより励起した。音響波の振動数および振幅両者は,FDFを得るため変化させられた。計算FDFは,実験データと良好に一致した。振動数115Hzにて,その火炎は,より大きな励起振幅に対し飽和することが分かった。LES結果の詳細解析は,その飽和を引き起こすメカニズムが,摂動振幅を増大させることによる,火炎表面面積の非線形進化であることを明らかにした。更に,本提供スワール火炎に対し,熱放出および火炎表面変動は,火炎の速度変動上流の接線成分に直線的に依存する,ことを示した。一方,それらは,速度変動の軸方向成分により非線形的に増大した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ラージエディシミュレーション ,  熱放射 ,  *予混合火炎 ,  旋回流 ,  音波 ,  高調波 ,  火炎面 ,  安定性 ,  計算流体力学
準シソーラス用語： スワール ,  燃焼安定性

分類 (1件)： 燃焼一般  (XE04010W)

タイトルに関連する用語 (7件)： LES ,  スワール ,  火炎 ,  熱放出 ,  応答 ,  飽和 ,  メカニズム