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J-GLOBAL ID:201302293439387850   整理番号:13A1227649

PopulusにおけるSUPERMAN遺伝子ファミリー:雌雄異株植物におけるヌクレオチド多様性と遺伝子発現

The SUPERMAN gene family in Populus: nucleotide diversity and gene expression in a dioecious plant
著者 (12件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 1277-1288  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: E0975A  ISSN: 0721-7714  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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主要な知見:雌雄異株の木本におけるSUP遺伝子ファミリーの発現と調節パターンを報告した。系統解析とヌクレオチド多様性解析の結果,PtoSUP1が高度に保存されており,強い純化淘汰を受けていることが明らかとなった。要約:花発生におけるSUPERMAN(SUP)調節の分子基盤は,雌雄同株植物ではよく調べられているが,雌雄異株木本でのSUP遺伝子ファミリーに関してはほとんど知見がない。そこで本稿では,PopulusにおけるSUPファミリーの多様性を系統的に解析し,そのゲノム構造,遺伝子発現と系統データーをまとめた。SUPファミリーの遺伝子は,花発生の間に性特異的な発現を示した。珍しい雌花同株ポプラの花における転写プロファイリングからは,PtoSUP1 mRNAの有意な低下が,雌花同株ポプラの花の雄ずい発生に重要であると推察できた。Populus SUP遺伝子のコーディング領域が非常に高度に保存されており,エキソン領域の同義位置がPopulusにおけるSUP遺伝子の進化の過程で強い純化淘汰を受けていることを見いだした。これらの結果は,SUP遺伝子が雌雄異株植物の花発生で重要な役割を果たしていることを示している。SUP遺伝子の発現解析からは,雌花同株ポプラの花発生調節メカニズムを示唆した。これらの知見は,SUP機能の進化メカニズムを考察する上で重要であり,品種改良のために花発生調節を改変する一助になるであろう。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  発生,成長,分化 
タイトルに関連する用語 (4件):
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