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J-GLOBAL ID：201302293441788802   整理番号：13A0763759

ゾル・ゲル法を用いる各種繊維の無電解めっきの前処理

著者 (4件)： 水嚢満 (福井大 大学院工学研究科) ,  高木努 (福井大 大学院工学研究科) ,  廣垣和正 (福井大 大学院工学研究科) ,  堀照夫 (福井大 大学院工学研究科)
資料名： 繊維学会誌  (Journal of the Society of Fiber Science and Technology, Japan)
巻： 68  号： 4  ページ： 88-92  発行年： 2012年04月10日 
JST資料番号： F0278A  ISSN： 0037-9875  CODEN： SENGA5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： シランカップリング剤が水酸基を有する繊維と強固に結合することを利用し,必要に応じてシランカップリング剤の反応座席を設けるために酸素プラズマも併用する新しい無電解めっき前処理法を検討した。アミノ基を分子末端に有する3-アミノプロピルトリエトキシシランを加水分解してシラノール誘導体とした後,これを4種の布帛に対して固定化した。PPとPET布帛では予め酸素プラズマ処理することで酸素原子を導入したもの,および十分量の水酸基を有する綿とビニロンに対し,シラノール誘導体は固定することができた。シラノール誘導体の末端のアミノ基にはめっき触媒のPdが配位し,この強固な触媒付与により,容易に無電解めっきができた。

シソーラス用語： *ゾル-ゲル法 ,  *無電解めっき ,  *前処理 ,  シランカップリング剤 ,  プラズマ処理 ,  酸素 ,  アミノ基 ,  加水分解 ,  シラノール誘導体 ,  布 ,  ポリプロピレン繊維 ,  ポリエチレンテレフタレート繊維 ,  綿 ,  触媒

分類 (2件)： 繊維改質  (YM02050Z) ,  用途開発  (YM01080Z)

引用文献 (4件)：

• SAKKA, S. Development of Flourine Materials. 1997
• SAKKA, S. Application of Sol-Gel Method. 1997
• SATTOH, K. Textile Res. J. 2004, 74, 1081
• YU, Y. Polymer. 2010, 51, 492

タイトルに関連する用語 (3件)： ゾル・ゲル法 ,  繊維 ,  無電解めっき