文献

J-GLOBAL ID：201302293518176392   整理番号：13A1598095

進化を続けるクロスカップリング 位置選択性をコントロールする

著者 (2件)： 山口深雪 (静岡県大 薬) ,  眞鍋敬 (静岡県大 薬)
資料名： 化学  (Chemistry)
巻： 68  号： 11  ページ： 70-71  発行年： 2013年11月01日 
JST資料番号： F0095A  ISSN： 0451-1964  CODEN： KAKYAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来は位置選択的クロスカップリングが困難であった基質や反応点においても選択的反応が可能となってきている。基質の嵩高さ及び電子的性質の効果と配位子による選択性の発現について,進化した位置選択的クロスカップリングを利用する合成反応の例を紹介した。今後これらの得られた知見をもとに,クロスカップリングの化学の更なる発展のみならず,さまざまな化合物の合成において「欲しいものだけをつくる」ことを可能とするような合成の効率化が期待される。

シソーラス用語： *選択性 ,  *パラジウム触媒 ,  *配位子効果 ,  *Suzuki反応 ,  Sonogashira反応 ,  *立体障害 ,  *パラジウム錯体
準シソーラス用語： Suzuki-Miyauraクロスカップリング ,  *位置選択性

分類 (3件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  均一系触媒反応  (CB06090Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 進化 ,  クロスカップリング ,  位置選択性 ,  コントロール