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J-GLOBAL ID:201302293659944083   整理番号:13A0993906

GC-MS用ポータブル型キューリーポイント試料導入装置の開発

Development of a Portable Curie-point Injector for GC-MS
著者 (4件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 223-227 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: F0008A  ISSN: 0525-1931  CODEN: BNSKAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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熱分解-GC分析と発生ガス-GC分析に使用することができるポータブル型キューリーポイントプローブを開発した.このプローブは,マイクロシリンジでGC-MSに液体試料を導入する方法と同様の方法で,試料をGC-MSに直接導入することができる.従来型の熱分解装置はGC注入口の上部に固定したものが一般的であり,その設置には,装置の取付けとGC-MS安定化のために数時間を要する.これに対して開発した装置は,機械的な取付け操作が不要で直ちに試料を導入することができる.この装置はキューリーポイント加熱法を採用しているため,加熱炉の昇降温が急速で加熱時間が15秒と短いためプローブの表面温度はほとんど上昇しない.このことからオペレーターは火傷する危険が少なくプローブを操作することができる.この装置にはコールドスポットがないため,ポリエチレンの熱分解-GC分析では,炭素数72の高沸点化合物まで検出できる.また,熱分解-GC分析時及び発生ガス-GC分析時の相対標準偏差(RSD)が,それぞれ1.0% 以下の値及び10.0% 以下の値が得られた.同様に両分析時の定量分析の検量線を求めたところ,直線関係が成立した.揮発性ガス分析装置の応用例として,カメムシが発する防御ガスの組成分析を行った.(著者抄録)
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分類 (1件):
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有機化合物の各種分析 
引用文献 (6件):
  • 1) 寒川喜三郎,大栗直毅編著 : "熱分解ガスクロマトグラフィー入門", p. 9 (1994), (技法堂出版).
  • 2) N. Oguri, P. Kim : Int. Lab., 19, 59 (1989).
  • 3) N. Oguri, A. Onishi, T. Hanai : J. High Resolt. Chromatogr., 14, 79 (1991).
  • 4) N. Oguri, A. Onishi : Chemistry Express, 7, 3, 253 (1992).
  • 5) 日本分析工業 : 日本特許公開公報,4701041.
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