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J-GLOBAL ID:201302293666846216   整理番号:13A1638925

蛍光標識にもとづいた高性能液体クロマトグラフィーによる緑茶とアマチャヅルの煎じ液中のセレン含有アミノ酸及びその硫黄同族体の同時定量

Simultaneous determination of selenium containing amino acids and their sulfur-analogues in green tea and gynostemma pentaphyllum infusion with high performance liquid chromatography based on fluorescence labeling
著者 (5件):
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巻: 110  ページ: 192-197  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究において,標識試薬として1,3,5,7-テトラメチル-8-(N-ヒドロキシスクシンイミジル酪酸エステル)-ジフルオロボラジアザ-s-インダセン(TMBB-Su)を用いた分析法を開発して蛍光検出と組合わせた高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)によって,緑茶及びアマチャヅル煎じ液中のSe-メチルセレノシステイン(SeMeCys),セレノメチオニン(SeMet),S-メチルシステイン(SMeCys)及びメチオニン(Met)を同時に検出した。4種の対象アミノ酸の誘導体化は25°C,25分間の10mmol/L混酸緩衝液(pH7.20)中で80μmol/L TMBB-Suと共に行い,直交配列法によって最適化した。これらのアミノ酸誘導体のベースライン分離は20mmol/L混酸緩衝液(pH6.40)と2.5%テトラヒドロフラン(THF)のメタノールの移動相を用いた二元勾配溶離によってC8カラム上で行った。最適の誘導体化及び分離条件下において各対象アミノ酸の検出限界は0.2nmol/Lに達した。各対象アミノ酸について0.9912以上の回帰係数をもって0.001-1μmol/Lの範囲の良好な直線関係が得られ,1日の間の測定(n=6)の測定の相対標準偏差(RSD)は1.8%から3.5%,日を変えた測定(n=6)では3.8%から4.1%の範囲であった。提唱した方法はHPLCによる現在の元素限定検出法とは異なってセレン及び硫黄含有アミノ酸の同時検出が可能である。緑茶とアマチャズルサンプルからの94.4-108.3%という回収率はサンプル分析におけるマトリックス効果が無視できることを示す。セレンリッチな緑茶及びアマチャズル煎じ液中にSeMeCys,SeMet,SMeCys及びMetの全てが見出された。SeMeCysはまた,通常の緑茶煎じ液中にも0.98μg/gの平均含量で検出された。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  アミノ酸 
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