抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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版築技法とは土質材料を層状に突固めることで塀等の構造物を築造する古典的建築技法である.版築技法によって築かれた築地塀(版築塀)は相対湿度に応じたサクションが作用していると考えられることから,不飽和状態の版築材料の強度変形特性を各種室内試験結果に基づいて設定し,有限要素解析によって版築塀の地震時挙動を評価した.想定される相対湿度を15%rh(Case HS)および75%rh(Case LS)として設定して解析したところ,地震時における版築塀は引張破壊が支配的となり,破壊開始時の入力加速度はCase HSが340gal,Case LSが200galであった.つまり,版築塀の破壊の程度は相対湿度環境の違いが大きく影響する可能性がある.[本要旨はPDFには含まれない](著者抄録)