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J-GLOBAL ID:201302293670883541   整理番号:13A0749398

ポリアザイド類の熱分解シミュレーション [P(N3)6]-アニオンの機能事例研究

Simulating the Pyrolysis of Polyazides: a Mechanistic Case Study of the [P(N3)6]- Anion
著者 (4件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 1747-1754  発行年: 2013年02月18日 
JST資料番号: C0566A  ISSN: 0020-1669  CODEN: INOCAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,ab initio分子動力学および電子構造計算を用いて[P(N3)6]-アニオンの熱分解メカニズムを研究した。一重項表面において,シミュレーションにより八面体の本錯体が三方両錐形ペンタ(アジド)ホスホラン[P(N3)5]およびアジドアニオンN3-へ可逆的に解離することが明らかとなった。このとき,錯体[P(N3)5]はBerry型疑似回転を行う。DFT,HFおよびMP2計算より,温度を0Kから600Kへ上昇させた場合に,[P(N3)6]-と解離状態{[P(N3)5]+N3-}の自由エネルギーの差が小さくなることが明らかとなった。不可逆的熱分解は[P(N3)5]を含む第二段階で始まり,[P(N3)4]+およびN3-,またN2放出が起こる。N2放出は熱力学的には優先プロセスであるが,速度論的には不利である。全解離経路は作用温度に強く依存し,動力学的シミュレーション結果である600Kおよび1200Kでの直接的N3-解離と一致する。
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分類 (3件):
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原子とラジカルの反応  ,  塩  ,  熱化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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