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J-GLOBAL ID:201302293709279680   整理番号:12A0207736

中国,江西省相山ウラン鉱床における流紋石英安山岩と流紋石英安山岩質斑岩のジルコンU-Pb地質年代,Hf同位体組成,地質学的意味

Zircon U-Pb geochronology, Hf isotopic composition and geological implications of the rhyodacite and rhyodacitic porphyry in the Xiangshan uranium ore field, Jiangxi Province, China
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巻: 53  号: 10  ページ: 1411-1426  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2577A  ISSN: 1674-7313  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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相山ウラン鉱床は中国最大の火山岩母岩ウラン鉱床である。その母岩は火山性貫入複合岩体であり,流紋石英安山岩,斑岩砕屑溶岩,後期段階火山底岩石を含む。この研究では,前期段階流紋石英火山岩と後期段階流紋石英安山岩判断からのジルコンを,SHRIMP法とLA-ICP-MS U-Pb法により年代測定し,そのHf同位体組成をLA-MC-ICP-MSにより測定した。135.1±1.7と134.8±1.1Maの206Pb/238U年代がそれぞれ,流紋石英安山岩と流紋石英安山岩質斑岩に対して得られた。これらの正確な年代によると,幾つかのこれまでの研究で結論付けられたように相山火山性貫入複合岩体はジュラ紀後期よりむしろ白亜紀前期に形成した。白亜紀前期までに,その地域の構造環境は背弧伸張環境に進化し,恐らく古太平洋プレートの沈み込みに関係した。(前期)噴出流紋石英安山岩と(後期)半深成流紋石英安山岩質斑岩の近接した年代によると,相山火山活動は短期間に激しく集中していた。流紋石英安山岩からのジルコンは-5.7から-8.5の負のεHf(t)値を示し,1550と1720Maの間のHfの減少したマントル・モデル年代を有し,一方,流紋石英安山岩からのジルコンは-6.9から-10.1のεHf(t)値と1621と1823Maの間のHfモデル年代を与える。これらのジルコンHfモデル年代は,全岩Ndモデル年代(1486から1911Ma)に類似する。他の地球化学的特徴と結び付けて,相山の流紋石英安山岩と流紋石英安山岩質斑岩は,相山基盤からの古中原生代変成岩の部分溶融に由来し,マントル由来マグマのいかなる顕著な添加も伴わなかった。この年代の基盤の寄与はまた,その流紋石英安山岩試料中の古原生代外来結晶ジルコン・コアの発見により支持される。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (4件):
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珪酸塩鉱物  ,  核燃料鉱床・鉱石  ,  年代測定  ,  構造地質学・テクトノフィジクス一般 

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