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J-GLOBAL ID:201302293718064203   整理番号:13A1259115

イギリス成人を対象とした飲料の消費習慣”24/7” 総水分摂取量およびエネルギー摂取量との関連性

Beverage consumption habits “24/7” among British adults: association with total water intake and energy intake
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資料名:
巻: 12  号: Jan  ページ: 12:9 (WEB ONLY)  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: U7032A  ISSN: 1475-2891  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:総水分摂取量(TWI)には様々な推奨量が存在するものの,摂取調査の報告はほとんど存在しない。方法:19~64歳のイギリス成人1724名の国民食事栄養調査(2000/2001年)による食事記録を重点的に解析し,1日24時間全7日間にわたる飲料の消費パターンとTWIおよびEIとの関連性を検討した。TWIは各食品と飲料の栄養組成から算出し,基準値と比較した。結果:平均TWIは男性で2.53L(SD0.86),女性で2.03L(SD0.71)であり,欧州食品安全機関の目安量(AI)である2.5L(男性)および2L(女性)に近似した。しかし,男性の33%と女性の23%でTWIはAI未満であり,TWI:EI比は1g/kcal未満であった。飲料はTWIの75%を占めた。飲料の種類はTWI(r 0.34)と相関し,EI(r 0.16)とも弱い相関性を示した。飲料消費は午前8時(主にホットドリンク,牛乳)と午後9時(主にアルコール)に最大となった。総飲料消費は週末に,特に男性で高くなった。全体的に,飲料はEIの16%(男性17%,女性14%)を占め,内訳はアルコール飲料(男性9%,女性5%),牛乳5~6%,カロリーのあるソフトドリンク2%,フルーツジュース1%であった。多変量回帰分析(性別,年齢,体重,喫煙,ダイエット,活動量,記載の不備で補正)により,カロリーのある飲料(牛乳,フルーツジュース,カロリーのあるソフトドリンク,アルコール)100gをカロリーのない飲料(カロリーゼロのソフトドリンク,ホットドリンク,水)100gに置き換えると,15kcalのEIの低下となり,食品からの摂取カロリーが変わらない場合には34kcalのEI低下を伴う。個人内のデータ(7日間の平均値からの偏差)にカロリーのある飲料100gの置き換えを適用すると,29kcalのEIの低下となり,食品の摂取カロリーが一定の場合には,35kcalの低下となった。比較として,カロリーのある飲料を消費した場合のエネルギー含量を算出すると,47kcal/100gであった。結論:TWIと飲料消費は密接に関連し,低TWIと考えられる人も認められた。飲料由来のエネルギー量は,部分的に代替可能と考えられる。飲食習慣と水分およびエネルギー収支との相互作用を理解することで,食事に対する提言を強化できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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飲料一般  ,  栄養調査 

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