抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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JR東日本長野支社では,使用している電力指令システム(SCADA)中央装置の更新に当たって,既設の遠制装置と新しい中央装置をイーサネット(PMCN)で結合するための遠制I/F装置の開発について述べた。本装置は,1)既設遠制装置の独自バス規格を隠蔽する,2)次期遠制への対応(ポスト・ポジションナイブエリア拡張)の2つの特徴を有している。遠制I/F装置の機能,更新に際しての拡張性の確保,冗長化,異常監視など装置の概要を説明するとともに,仕様を示した。また,工場および現地における試験についても述べた。本装置により,既設遠制装置親局が持つ特殊仕様のインターフェイス(AUC4000)を隠蔽し,特定のメーカに依存しないオープンな仕様を新中央装置に採用することができた。その他,遠制I/F装置の仕様を将来の更新を考慮して,改修コストの最小化を図った。