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J-GLOBAL ID：201302293773520552   整理番号：13A1725925

数個の光子レベルを持つ系においてパラメトリックに駆動された非線形発振器

Parametrically driven nonlinear oscillator at a few-photon level

著者 (3件)： GEVORGYAN T.V. (Inst. for Physical Res., National Acad. of Sci., Ashtarak, ARM) ,  KRYUCHKYAN G.Yu. (Inst. for Physical Res., National Acad. of Sci., Ashtarak, ARM) ,  KRYUCHKYAN G.Yu. (Yerevan State Univ., Yerevan, ARM)
資料名： Journal of Modern Optics  (Journal of Modern Optics)
巻： 60  号： 10/11  ページ： 860-868  発行年： 2013年06月10日 
JST資料番号： D0250A  ISSN： 0950-0340  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 外力によって駆動された非線形散逸型発振器は,基礎科学および応用科学の両分野において幅広く採用されている。最近,量子レジームで作動するこれらの素子の開発が,基本的な量子光学システムや量子論理の実験的遂行に関して重要になってきた。駆動された非線形発振器を量子レジームで作動させるために重要なパラメータは,Kerr型非線形性パラメータと振動モードの減衰の比である。このように量子非線形効果の効率は,散逸に関する高い非線形性を必要とする。本稿では,数個の光子レベルから成る系において,パラメトリックに駆動された非線形発振器(PDAO)の量子ダイナミックスを研究した結果を報告する。二つのモード励起,即ち,単色励起場とGauss型パルス列,で駆動された系に関する強い量子レジームを考える。デコヒーレンスの特性時間を超える時間間隔に亘る振動モードの時間変化を考慮して,励起数およびWigner関数の確率分布に基づく振動状態の特性を研究した。散逸とデコヒーレンス効果を充分に考慮した非調和振動の最低準位に関するパラメトリック選択励起を用いて,PDAOに関する様々な量子状態の形成を実証した。このように,二つのタイプの振動状態に関係する散逸的で正確な共鳴レジームを考えた。この方法は,位相空間において二回対称性を有するFock状態に近い様々な低振動状態を生み出す系統的な手順に拡張できる。

シソーラス用語： *発振器 ,  非線形性 ,  光子 ,  エネルギー準位 ,  *量子光学 ,  コヒーレンス ,  非調和振動 ,  位相空間 ,  対称性 ,  状態 ,  周波数逓降 ,  非線形光学 ,  Wigner分布関数 ,  Josephson接合 ,  励振 ,  パルス波
準シソーラス用語： Fock状態 ,  Gaussパルス波 ,  Kerr非線形性 ,  Wigner関数 ,  ダウンコンバージョン ,  デコヒーレンス ,  ナノメカニカル発振器 ,  *パラメトリック発振器 ,  パラメトリック励起

分類 (1件)： 量子光学一般  (BD04010X)

タイトルに関連する用語 (4件)： 光子 ,  系 ,  非線形 ,  発振器