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J-GLOBAL ID:201302293863155594   整理番号:13A1694442

キャピラリー電気泳動-質量分析によるピコリン酸とキノリン酸の改良された分離と検出:ヒトの脳脊髄液の分析への適用

Improved separation and detection of picolinic acid and quinolinic acid by capillary electrophoresis-mass spectrometry: Application to analysis of human cerebrospinal fluid
著者 (5件):
資料名:
巻: 1316  ページ: 147-153  発行年: 2013年11月05日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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「キノリン酸(QA)]は,キヌレニン経路(KP)の代謝物であり,神経学的バイオマーカーとして関与し,炎症疾患を引き起こす一方で,神経炎症でのピコリン酸(PA)の役割についての増加する証拠がある。したがって,神経炎症疾患での早期診断のための新規臨床試験の開発が緊急に必要である。高速液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレイ質量分析(HPLC-ESI-MS/MS),ナノLC-チップ/ESI-MS/MS,及びキャピラリー電気泳動-ESI-MS/MSにおけるカチオン性(4級アンモニウム)とアニオン性(スルホン化)被覆キャピラリーの利用と共にこれらのプラットフォーム間の比較を行う。この比較は,4級アンモニウム被覆キャピラリーを利用するCE-ESI-MS/MS法がPAとQAの分析のための最良の方法であることを示す。人工脳脊髄液(CSF)試料中のアセトニトリルの含有による単純なスタッキング法を利用してCE-ESI-MS/MSにおけるKP代謝物のピーク形状と感度を改良した。本CE-ESI-MS/MS法は,高い分解能,高い特異性,及び高感度を試料調製を含むほぼ12分の全分析時間を与えた。また,代謝物の移動時間とピーク面積の日内と日間のすぐれた繰り返し性が,それぞれ2.0%以下と2.5%以下のそれぞれの相対標準偏差によって観察された。3回別々に調製した被覆キャピラリーでの移動時間とピーク面積の繰り返し性(それぞれ,n=35)に3.8%と5.8%のいくらか広い変動が観察された。人工CSFを代用マトリックスとして用い,PAで0.02~10μM,QAで0.4~40μMの濃度範囲での検量線を作成した。その後,本法をヒトのCSF中のPAとQAの分析に同時に適用し,高い特異性と高感度での定量のための本CE-ESI-MS/MS法の可能性を実証した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有機化合物の各種分析  ,  生体物質一般  ,  神経系の診断 

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