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J-GLOBAL ID:201302293891444704   整理番号:13A1053916

ジベレリンとアブシジン酸のシグナルのクロストーク:不利な条件下での生活と発達

Gibberellins and abscisic acid signal crosstalk: living and developing under unfavorable conditions
著者 (4件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 1007-1016  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: E0975A  ISSN: 0721-7714  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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植物は,環境で活性化する手がかりに成長と発達を統合することにより,有害な環境に適応する。適応的なシグナル伝達ネットワークの中で,植物ホルモンは収束する発達とストレス適応の各過程をしっかりと制御し,外部条件と内部条件に細胞応答を調整する。最近の研究で,環境シグナル伝達に植物の成長と発達を統合するにあたり植物ホルモンのジベレリン(GA)とアブシジン酸(ABA)の新たな拮抗的な役割を発見した。現在の概念によると,DELLA型とSCARECROW-LIKE(SCL)型のGRAS転写因子は主要な成長調節因子として重要な役割をし,GAシグナル伝達の変調において重要な機能を持っている。重要なことは,現在のモデルでは,GAの恒常性において中心的な調節因子としてDELLA蛋白質の機能を強調する。DELLA蛋白質は細胞のGA受容体GID1(GA-INSENSITIVE DWARF1)と相互作用し,DELLAの分解でGAの機能が活性化される。植物成長調節におけるGRASファミリー転写因子の重要な役割の通説に補足して,最近の研究から,DELLA蛋白質とSCL蛋白質が包括的なGA応答をABA制御の非生物的ストレス耐性へと統合することが示唆される。本稿で,GAとABAでトリガーされるシグナル伝達経路のハブとしてGRAS型蛋白質が植物の発達と可変的な適応に影響する様子を総説し考察する。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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植物に対する影響  ,  植物生理学一般  ,  植物ホルモン 
物質索引 (1件):
物質索引
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