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J-GLOBAL ID:201302293894987040   整理番号:13A0235276

水溶液における接触湿式空気酸化およびオゾン処理による新規な汚染物質(エンロフロキサシン)の化学的および毒物学的な評価

Chemical and toxicological evaluation of an emerging pollutant (enrofloxacin) by catalytic wet air oxidation and ozonation in aqueous solution
著者 (5件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 284-291  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は接触湿式空気酸化(CWAD)およびオゾン処理によるエンロフロキサシン(ENR)の分解効率を評価した。CWAO実験による結果は,100 モル%のFeCl3および25 モル%のNaNO3を0.5 MPaの酸素分圧下150°Cで120分間使用した後に,99.5 %の分解,37.0 %の化学的酸素要求量(COD)除去,および51.0 %の全有機炭素(TOC)変換が得られることを示した。分解生成物は液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC-MS/MS),ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS),およびイオンクロマトグラフィー(IC)によって同定した。酸化最終生成物,F-,NO3-,およびNH4+をICによって決定した。親化合物の生分解性程度としてBOD5/COD比は反応時間120分後に0.01から0.12に増加して,親化合物の生分解性を改善したことを示した。海洋細菌V.fischeriの生物発光阻害は43 %から12 %に低下して,CWAO中にENRの毒性が低下することを示した。0.2 mM ENRのオゾン処理をpH7においてオゾン濃度7.3 g m-3で行なった。87 %の分解率によるENR分解が反応時間に対応して得られた。COD(18 %)およびTOC(17 %)の中程度除去も認められた。生物発光阻害は8 %から50 %に増加して,オゾン処理中における毒性分解生成物の生成によることを示した。オゾン処理のよく発達した方法が広く行なわれていることに比べて,CWAOはCODおよびTOC除去と低毒性生成物の生成に関して優れた性能を示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  病原体作用薬一般  ,  下水,廃水の化学的処理 
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