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J-GLOBAL ID:201302293910672144   整理番号:13A1055186

形態と化学的特性の異なった炭素材料を用いた接触湿式過酸化物酸化による2-ニトロフェノールの除去

Removal of 2-nitrophenol by catalytic wet peroxide oxidation using carbon materials with different morphological and chemical properties
著者 (6件):
資料名:
巻: 140-141  ページ: 356-362  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: W0375A  ISSN: 0926-3373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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独特の形態と化学的特徴を有する炭素材料,すなわち活性炭,カーボンナノチューブ,グリセロールベース炭素材料及び炭素キセロゲルを水溶液中の2-ニトロフェノール(2-NP)の除去について,純粋な吸着又は接触湿式過酸化物酸化(CWPO)によって試験した。pH 3,T=323K,吸着量0.1gL-1及び2-NP濃度100mgL-1で行った実験の結果,一般的に活性炭が試験した他の炭素材料に比べて優れた吸着性能を示し,150分の吸着後において316mgg-1に至る2-NPを除去した。同条件で行った純粋な吸着実験での除去に比べてCWPO実験において活性炭と炭素キセロゲルでは2-ニトロフェノールの除去が改善されなかったが,カーボンナノチューブ(CNT)及びグリセロールベース炭素材料(GBCM)では2-NP除去がそれぞれ最高で83%及び56%上昇した。触媒としてCNTを用いた場合,反応のわずか30分後に約80%,150分後に90%以上の除去(929mgg-1に相当)が達成された。CWPO実験の終了時におけるFeの浸出(CNT中に不純物として存在)は無視できる程度であった。活性炭上に担持された古典的鉄ではその逆のことが起こり,液相に浸出するFeの一様な寄与によって触媒活性が発生した。CNTは優れた性能を有することが分かり,CWPOのための有望な触媒系として期待される。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の触媒  ,  酸化,還元  ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール 

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