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J-GLOBAL ID:201302294051603220   整理番号:13A0567387

歯科用チタン-SiO2ナノ複合材とその足場

Titanium-SiO2 nanocomposites and their scaffolds for dental applications
著者 (5件):
資料名:
巻: 77  ページ: 99-108  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: D0448C  ISSN: 1044-5803  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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歯科インプラント治療の改善のため,チタンインプラントの特性の改良に向けた多くの試験が行なわれている。これらの改善にはインプラント表面の化学的性質や粗さの変更が含まれる。本研究では,Ti-10wt.%SiO2ナノ複合材とその足場をメカニカルアロイングと”スペースホールダー”焼結法を組み合わせて合成した。相とミクロ組織をX線回折,走査型電子顕微鏡,透過型電子顕微鏡を用いて実施し,その特性を硬さおよび腐食試験装置を用いて測定した。20時間のミリングで非晶質組織が得られた。焼鈍による非晶質相の結晶化は約40nmの粒径を持ったナノ組織のTi-10wt.%SiO2複合材の生成をもたらした。Ti-10wt.%SiO2ナノ複合材のビッカース硬さは670HV下0.2に達した。これらの材料のCambrex社(CC-2538)から得た正常なヒト骨芽細胞(NHOst)細胞を培養したインビトロ細胞適合性で評価し,従来のマイクロチタンと比較した。バルクのTi-10wt.%SiO2のナノ複合材で得られた細胞培養物の形態は,マイクロチタンで得られたものと同様であった。しかしながら,ポーラスな足場では,細胞は全表面に亘りポーラス組織に侵入したインサートに密着していた。一方,研磨面では,多くの球状の細胞がより小さい面で接着しているのが観察された。ポーラスナなTi-10wt.%のSiO2の足場は,骨内部成長を促進するとともに補綴安定化を誘導するために開発されている。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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歯科材料  ,  分散冶金  ,  分散強化合金 
タイトルに関連する用語 (5件):
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