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J-GLOBAL ID:201302294095284394   整理番号:13A0839901

今日的意義を有するカンパニア・イグニンブライトの鉱物相分布に対する新しい洞察

New insights into the mineralogical facies distribution of Campanian Ignimbrite, a relevant Italian industrial material
著者 (10件):
資料名:
巻: 72  ページ: 55-73  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: B0687B  ISSN: 0169-1317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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イタリア,カンパニア地方のイグニンブライトは火山学や岩石学の観点から従来徹底した研究が行われてきたが,資源としての可能性を証明するのに役立つ情報を獲得したり,堆積物の最も重要な特徴である激しい長石化作用(白色相)と顕著な沸石化作用(黄色相)を伴う幾つかの相を生成させた堆積後鉱物生成過程の解釈に対してはほとんど研究の関心が払われてこなかった。本研究では,31カ所の露頭から収集した全試料についてX線回折,蛍光X線分析,ICP発光分光分析,走査電子顕微鏡法によるキャラクタリゼーションを行った。これまでに得られたデータは,ゼオライト化作用のプロセス及びその後の灰十字沸石,菱沸石及び方沸石の結晶化に影響を及ぼす幾つかのパラメータ(即ち,温度,アルカリ金属やアルカリ土類金属のカチオン等)の演じる役割を明確にすることを可能にした。長石化作用は堆積物の定置された層の温度に大きく支配されてきたように見られる。提案した生成モデルは,単一エピソードにおける火砕流の定置も含み,上方に向かって温度勾配が低下するような堆積物を生じる。本モデルでは,堆積物の中心部は著量の長石化を引き起こすには温度が不十分であり,加えて,堆積物層のより上方部分は水のパーコレーションによる影響を受けている。水はまだ熱く,連続的にゼオライト化生成物を作りだしている。火山学・層序学的パラメータは,中心部分の溶結灰色イグニンブライト(WGL)に影響を及ぼす最高温度には幾つかの制約条件が有ることを示唆している。石質黄色凝灰岩(LYT)ユニットは粗軽石流の環境条件までユニットにおける上方に向かっての温度勾配低下数可能性はあるが,LYTの最高温度は沸石類の熱力学データによって制約される。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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堆積岩岩石学 
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