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J-GLOBAL ID:201302294095797790   整理番号:13A0146905

各種電子受容条件下でのナフテン酸の阻害と生体内変換能力

Inhibition and biotransformation potential of naphthenic acids under different electron accepting conditions
著者 (4件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 406-418  発行年: 2013年01月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ナフテン酸(NA)はアルキル置換非環,単環および多環カルボン酸の複雑なグループで,石油精製廃水と同様に原油,オイルサンドプロセス水と尾鉱池に存在する。NAへ曝露されていない混合培養を用いて,硝化,脱窒素と発酵/メタン生成への市販NA混合物の生体内変換能力と阻害作用をバイオアッセイによって調べた。好気性従属栄養/硝化混合培養でNAは80mg Na/Lと低い濃度で硝化を抑制したが,硝化富化培養は400mg Na/Lでのみ影響された。後の試験での低い硝化阻害は従属栄養/硝化混合培養と比べてニトロソ化および硝化細菌の高い個体群サイズに関係づけられる。NA混合物は400mg/Lまでは脱窒菌への阻害がなかった。高いNA濃度で細胞リシスが強められ,リシス生成物は外部炭素源なしで調製した培養系での分解可能炭素駆動脱窒素の主なソースであった。分解可能外部炭素源の存在下では,調べた全てのNA濃度で硝酸還元速度あるいは窒素ガス生成に違いが観察されなかった。メタン生成が200mg/L以上のNA濃度で完全に阻害された。80mg/LのNAを添加したメタン生成培養系は一時的に阻害され,NAと外部炭素源,あるいはNAのみで調製した培養系でのメタン生成はそれぞれ136日と41日で回復した。揮発性脂肪酸の蓄積が阻害濃度で観察されたが,二酸化炭素の生成はNAによって影響されず,発酵と酸産生がNAによって影響されないことを示した。この研究で使用した硝酸還元あるいは発酵/メタン生成条件下で,他の分解可能な炭素/エネルギー源の有無にかかわらずNAは分解されなかったCopyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の汚染原因物質  ,  微生物に対する影響 

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