抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マイクロインジェクション成形によって超薄LLDPE部品を調製した。異なる温度(60,80,100°C)でのアニーリングの前後の試料の機械的性質及び微細構造を解析した。引張試験はアニーリング後に引張強さの顕著な増大と平行して靭性が少なくとも7倍増大することを示した。示差走査熱量測定,広角X線回折,小角X線散乱,走査電子顕微鏡観察及び偏光Fourier変換赤外分光法を含む微細構造キャラクタリゼーションを行って微細構造の変化を調べると共に微細構造と機械的性質の間の関係を確立した。アニーリングにより増大した結晶度及び結晶の完全性が強化に対して有効であることを示した。接続点の増大によって強化した物理的架橋ネットワークの形成もまた強度の増大に有効であった。更に,アニールした超薄LLDPE部品における靭性の顕著な向上はアニーリング及び変形過程の両方で進展したミクロボイドの組合せ効果に起因した。本研究は優れた靭性及び強度を有する超薄LLDPE部品の調製のための簡便な手法を提供する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.