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J-GLOBAL ID:201302294350020720   整理番号:13A0487197

イネ根における銅及びカドミウムに対する初期トランスクリプトーム応答の比較

Comparison of early transcriptome responses to copper and cadmium in rice roots
著者 (7件):
資料名:
巻: 81  号: 4-5  ページ: 507-522  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: W0811A  ISSN: 0167-4412  CODEN: PMBIDB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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植物成長に及ぼす銅(Cu)及びカドミウム(Cd)の植物毒性は文書で十分に裏付けられている。しかし,耐性獲得の原因となるCu及びCd毒性標的と細胞機構は分子レベルで完全に理解されていない。本研究の目的は,イネ根(Oryza sativa L. cv. TN67)における銅及びカドミウムの作用を識別する遺伝子及び経路を特定することであった。Cu及びCdで処理した後で1,450及び1,172遺伝子の転写産物が制御された。本研究は,銅処理に特異的に応答した882の遺伝子と,2つの制御遺伝子群の発現プロフィール比較からCd-応答性の604のユニークな遺伝子を同定した。一次代謝,酸化還元及び刺激に対する応答に関与する538の遺伝子の遺伝子オントロジー分析結果は両方の金属に応じて変化した。個別的には,Cuは小胞輸送,脂肪酸代謝及び細胞成分生合成に関与する遺伝子レベルを特異的に変化させた。Cd制御遺伝子は変性タンパク質結合及び硫酸同化に関係した。Cuストレスの下で小胞輸送の機能を詳細に特性化するために,根組織におけるエキソサイトーシスの干渉を抑制剤及びExo70遺伝子のサイレンシングによって行った。これによって,小胞輸送が根組織における銅誘導活性酸素種(ROS)産生の媒介に必要であることが示された。これら結果は,植物における初期金属ストレス応答の分子基盤の理解に新しい知見を提供する可能性がある。Copyright 2013 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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稲作  ,  遺伝子発現 

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