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J-GLOBAL ID:201302294537235002   整理番号:13A0029610

Monochamus scutellatus scutellatusおよび同種のMonochamus notatus(甲虫目:カミキリムシ科)に対する集合フェロモンの同定

Identification of a Male-Produced Aggregation Pheromone for Monochamus scutellatus scutellatus and an Attractant for the Congener Monochamus notatus (Coleoptera: Cerambycidae)
著者 (6件):
資料名:
巻: 105  号:ページ: 2029-2034  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: B0324C  ISSN: 0022-0493  CODEN: JEENAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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北アメリカ原産のカミキリムシ,Monochamus scutellatus scutellatus(Say)(甲虫目:カミキリムシ科)の雄によって生産される性特異的な集合フェロモン成分として,2-(undecyloxy)-ethanol(monochamol)を同定し,また,フィールドテストについて報告した。M.s.scutellatusと同じホストを利用する同種のMonochamus notatus(Drury),も誘引され,同様にこの種のフェロモン成分であると考えられた。パネルトラップを2010年5月に5カ所のフィールドにトランセクトに沿って配置し,カミキリムシのフェロモン成分,monochamol,3-hydroxyhexan-2-one, (2R*,3R*)-および(2R*,3S*)-2,3-hexanediol,racemic(E/Z)-fuscumol,および(E/Z)-fuscumol acetateの組合せへの誘引性を検討した。合計,209頭のM.s.scutellatus(雌136頭,雄73頭)および20頭のM.notatus(雌16頭,雄4頭)を捕獲し,そのうち,それぞれ,86%および70%はmonochamolのベイトトラップで捕獲した。ガスクロマトグラフィー-質量分析法とガスクロマトグラフィー-触角電図を組み合わせ,M.s.scutellatusのヘッドスペース揮発性物質の分析を行い,monochamolは雄のみが生産することが分かった。MonochamolはM.notatusのヘッドスペース抽出物には認められなかった。数種のMonochamus属のカミキリムシに共通するフェロモン成分であると考えられた。
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  生体物質一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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