文献

J-GLOBAL ID：201302294554514438   整理番号：13A1494319

脱プロトン化しているアルギニンの局所構造と化学特性

Local Structures and Chemical Properties of Deprotonated Arginine

著者 (3件)： Li Hongbao (Dep. of Physics, Univ. of Sci. and Technol. of China Hefei National Lab. for Physical Sciences at the Microscale, Hefei) ,  Lin Zijing (Dep. of Physics, Univ. of Sci. and Technol. of China Hefei National Lab. for Physical Sciences at the Microscale, Hefei) ,  Luo Yi (Dep. of Physics, Univ. of Sci. and Technol. of China Hefei National Lab. for Physical Sciences at the Microscale, Hefei)
資料名： Chinese Journal of Chemical Physics  (Chinese Journal of Chemical Physics)
巻： 25  号： 6  ページ： 681-686  発行年： 2012年 
JST資料番号： C2010A  ISSN： 1674-0068  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気体上の脱プロトン化アルギニンのポテンシャルエネルギー面を,第1原理計算によって系統的に研究した。B3LYP/6-31G(d)レベルでは,いくつかの安定した局所構造の同定とは別に,報告されたことよりも安定している約6.56kJ/molの新しい大域的最小点が位置する。脱プロトン化しているアルギニン分子には,カルボキシラート基(COO-)における脱プロトン化の2つの異型がある。これらの2つの形態は非常に高いエネルギー障壁によって架橋され,全く種々のIRスペクトルプロファイルを保持する。著者らの計算した,アルギニン分子の,プロトン解離エネルギーおよび気相酸度は,対応する実験結果とよく一致することがわかる。低エネルギー配座異性体の予測形状,双極子モーメント,回転定数,垂直なイオン化エネルギー,およびIRスペクトルは将来の実験的測定に有用であると思われる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *脱プロトン ,  ポテンシャルエネルギー面 ,  イオン化ポテンシャル ,  双極子モーメント ,  解離エネルギー ,  障壁 ,  エネルギー ,  立体異性体 ,  回転定数 ,  計算 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： *脱プロトン化 ,  イオン化エネルギー ,  エネルギー障壁 ,  低エネルギー ,  配座異性体 ,  第一原理計算

分類 (1件)： 有機化学一般  (CF01000Y)

物質索引 (1件)： アルギニン

タイトルに関連する用語 (4件)： 脱プロトン化 ,  アルギニン ,  局所構造 ,  化学特性