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J-GLOBAL ID：201302294578535576   整理番号：13A0293107

環境負荷低減に貢献するセメント産業 間隙相を増大したセメントによる環境負荷低減

著者 (1件)： 丸屋英二 (UBE Ind., Ltd.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 48  号： 2  ページ： 111-116  発行年： 2013年02月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： セメント産業は,他産業で発生した廃棄物を大量に受入れ,資源環境システムで基幹的な役割を果している。本稿では,廃棄物利用の現状,原料系廃棄物の使用量拡大においてクリンカ間隙相の増大が有効なこと,およびセメントの品質制御に関する検討例について解説した。1)廃棄物利用の現状:セメント産業の廃棄物・副生物使用量の推移,原料系廃棄物使用量,2)環境負荷低減に向けたセメントの材料設計:クリンカの間隙相の増加による廃棄物使用量の増加,相組成モデルを利用した物性推定,Ryschkewitch式(空隙率と圧縮強さの式),セメントの品質制御(水和熱,流動性,強度,重金属類,色変化),混合材の利用,将来の環境負荷低減型セメントの設計。

シソーラス用語： *セメント ,  減少 ,  負荷 ,  環境保全 ,  窯業 ,  *廃棄物処理 ,  用量 ,  間隙 ,  微細構造 ,  品質管理 ,  *材料設計 ,  セメントクリンカ ,  空隙率 ,  圧縮強さ ,  水和熱 ,  流動性 ,  相組成 ,  予測モデル ,  粘度 ,  中性化 ,  深さ
準シソーラス用語： *環境負荷低減 ,  セメント産業 ,  使用量 ,  微細組織 ,  浸透深さ

分類 (2件)： セメントの性質・分析  (YC05040F) ,  廃棄物処理  (YC01050O)

引用文献 (20件)：

• 坂井悦郎. セラミックス. 2006, 41, 94-99
• 坂井悦郎. 未来材料. 2006, 6, 38-43
• 社団法人セメント協会. セメント産業における地球温暖化対策の取り組み. 2011, 16-17
• 社団法人セメント協会. セメントハンドブック. 2010, 6
• 環境省. 産業廃棄物処理施設の設置, 産業廃棄物処理業の許可等に関する状況 (平成21年度実績). 2012, 15-16

タイトルに関連する用語 (4件)： 環境負荷低減 ,  セメント産業 ,  間隙 ,  セメント