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J-GLOBAL ID：201302294630076968   整理番号：13A0044026

室温イオン液体,C₄mpyrTFSI中のFeCl₃・6H₂Oを用いたポリピロール及びポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)形成におけるH⁺の役割

Role of H⁺ in Polypyrrole and Poly(3,4-ethylenedioxythiophene) Formation Using FeCl₃ 6H₂O in the Room Temperature Ionic Liquid, C₄mpyrTFSI

著者 (5件)： SNOOK Graeme A. (Commonwealth Scientific and Industrial Res. Organisation (CSIRO), Vic., AUS) ,  BHATT Anand I. (Commonwealth Scientific and Industrial Res. Organisation (CSIRO), Vic., AUS) ,  ABDELHAMID Muhammad E. (Commonwealth Scientific and Industrial Res. Organisation (CSIRO), Vic., AUS) ,  ABDELHAMID Muhammad E. (RMIT Univ., Vic., AUS) ,  BEST Adam S. (Commonwealth Scientific and Industrial Res. Organisation (CSIRO), Vic., AUS)
資料名： Australian Journal of Chemistry  (Australian Journal of Chemistry)
巻： 65  号： 11  ページ： 1513-1522  発行年： 2012年 
JST資料番号： A0492A  ISSN： 0004-9425  CODEN： AJCHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オーストラリア (AUS)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化剤としてのFeCl₃・6H₂Oを用いて室温イオン液体,ブチル-メチルピロリジニウムのビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド塩からポリピロール及びポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)の形成機構を解析した。サイクリックボルタンメトリー,紫外可視及びIR分光法を用いて重合反応機構を明らかにした。FeCl₃・6H₂Oでの配位水の脱プロトンからH⁺が生成することを見出した。またプロトン源のトリフルオロメタンスルホン酸は酸化剤として作用し,重合反応を促進させた。以上のことから本重合反応はFe^2+/3+の関与ではなく,生成したH⁺によって推進されることを示した。

シソーラス用語： *イオン液体 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  *塩化鉄 ,  陽子 ,  酸化剤 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  硫黄複素環化合物 ,  *ポリピロール ,  *ポリチオフェン類 ,  *化学酸化重合 ,  スルホン酸 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  アニオン
準シソーラス用語： プロトン ,  *室温イオン液体

分類 (2件)： ピロール  (CF07076L) ,  単独重合  (CG04020S)

物質索引 (5件)： 1-ブチル-1-メチルピロリジニウム ,  3,4-エチレンジオキシチオフェン ,  トリフルオロメタンスルホン酸 ,  ピロール ,  ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン

タイトルに関連する用語 (4件)： 室温イオン液体 ,  FeCl3 ,  ポリピロール ,  役割