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J-GLOBAL ID:201302294663098878   整理番号:13A1260077

中国黄土-古土壌堆積物において記録された相対古地球磁場強度の信頼性

Reliability of Relative Paleointensity Recorded in Chinese Loess-Paleosol Sediments
著者 (6件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 1276-1288  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2553A  ISSN: 1000-9515  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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黄土L7から古土壌SBにまたがる詳細な古地磁気と岩石磁気調査を,宝鶏と西峰の各セクションで行った。磁化率の異方性の結果によると,研究した黄土-古土壌堆積物は主な堆積構成成分を保有する。段階的加熱脱磁によると,二つの十分規定された磁化成分が黄土と古土壌の標本の両方から単離することができる。100°Cと200°Cの間で単離された低温成分は,現在の地球磁場方向と一致し,200~300°Cと620~680°Cで単離された高温成分は,明確に正と逆の極性を含む。等温残留磁化と熱磁気の分析によると,特徴的な残留磁化は主に磁鉄鉱と赤鉄鉱がもたらす。デイ・プロットは岩石磁気パラメータの層序変化とともに,磁気鉱物と粒径の均一性は比較古地球磁場強度(RPI)研究に対する基準を満たす。RPI記録を,低周波数磁化率(NRM300/χ)により規格化した300°Cでの加熱脱磁跡後の自然残留磁化(NRM)強度を用いて構築した。その結果によると,BaojiセクションからのRPI記録は,土壌生成がまったく弱いところで,累積したPISO-1500古地球磁場強度記録と等価であり,それが地球磁場の古地球磁場強度を反映することができることを示唆する。土壌生成がかなり強い西峰セクションからのRPI記録は,累積したPISO-1500の古地球磁場記録と明らかな相違を示し,それが地球磁場の古地球磁場強度を反映しないことを意味する。著者らの結果によると,強く土壌化した古土壌からのNRM300/χは,土壌生成(気候)影響を完全には除外せず,したがって,信頼できる古地球磁場強度にとって不適当な可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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古地磁気・岩石磁気 
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