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J-GLOBAL ID:201302294685515855   整理番号:13A0597842

中国西南部,四川省のHekou層群の地質年代学及び地球化学

Geochronology and geochemistry of the Hekou Group in Sichuan Province, SW China
著者 (5件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 51-64  発行年: 2013年 
JST資料番号: S0495A  ISSN: 0016-7002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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Hekou層群は揚子ブロックの西側縁辺の露頭であり,ナトリウム質溶岩,ナトリウム質火砕岩,粗粒から細粒の珪質砕屑岩及び炭酸塩岩といった火山岩及び堆積岩から成る。これらの岩石は下部及び上部緑色片岩相変成作用を経てきた。Hekou層群は中原生代後期から新原生代初期の基盤に相当し,多くのFe-Cu鉱床の母岩となっている。Hekou層群からの火成岩に対して,ジルコンU-Pb及びLu-Hf同位体分析と全岩地球化学分析を行い,Hekou層群の生成年代を制約してFe-Cu鉱床の生成の理解を進めた。1669±6Maのジルコン207Pb/206Pb年代をHekou層群の凝灰質片岩から得た。これは層群の堆積年代を表していると考えられる。大部分の岩石は負のHFS元素(Ta,Nb,P,Zr,Hf,Ti)異常,軽希土類元素の濃集((La/Yb)n=12.10~109.01),正のジルコンεHf(t)値(+1.5~+4.5)を示す。地球化学組成及び同位体組成は,Hekou層群が約1.7Gaに背弧海盆で生成されたことを示す。本研究はまた,揚子ブロック西部の古原生代のテクトニックな進化がコロンビア超大陸の集合および分裂と関係していることを意味する。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
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年代測定  ,  構造地質学・テクトノフィジクス一般  ,  地球化学に関する年代測定  ,  先カンブリア時代 
引用文献 (62件):
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