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J-GLOBAL ID：201302294710010054   整理番号：13A1635157

多光子イオン化質量分析によるtrans-クロトンアルデヒドの光解離における異性化の証拠

Signatures of Isomerization in Photodissociation of trans-Crotonaldehyde Probed by Multiphoton Ionization Mass Spectrometry

著者 (4件)： GHOSH Arup K. (Indian Assoc. Cultivation of Sci., Calcutta, IND) ,  DATTA Sayan (Indian Assoc. Cultivation of Sci., Calcutta, IND) ,  MUKHOPADHYAY Anamika (Indian Assoc. Cultivation of Sci., Calcutta, IND) ,  CHAKRABORTY Tapas (Indian Assoc. Cultivation of Sci., Calcutta, IND)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 117  号： 36  ページ： 8710-8717  発行年： 2013年09月12日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジェット冷却したtrans-クロトンアルデヒド(CA,CH₃CH=CHCHO)のUV(355nm)光照射による多光子イオン化(MPI)質量分析で光解離機構を調べ密度汎関数法(RB3LYP)で解析した。励起電子状態(S₁(nπ^*)への励起により,CAは分子内回転した異性体構造を形成し円錐交差を経由して,高振動励起状態が維持されるために四員環オキセテン構造の遷移状態に至り,アセトアルデヒドおよびアセチレンに解離した。並列する反応経路として項間交差(T₂(ππ^*))によりcis型異性体を形成しメチル基の移動により,C₃H₃^・および励起状態のメトキシラジカルを形成した。電子イオン化(EI)では主にC₃H₃^・のみ生成し,MPIによるイオン化は顕著に異なる反応機構を示した。

シソーラス用語： 質量分析 ,  *多光子イオン化 ,  *光解離 ,  *光異性化 ,  分子内回転 ,  準位交差 ,  励起状態 ,  反応経路 ,  分子エネルギー準位 ,  アルキル基 ,  エレクトロスプレイイオン化 ,  反応機構 ,  密度汎関数法 ,  紫外線照射 ,  電子状態 ,  アルキン ,  脂肪族アルデヒド ,  不飽和アルデヒド ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： B3LYP法 ,  メチル基 ,  円錐交差 ,  光イオン化質量分析 ,  項間交差 ,  電子イオン化

分類 (2件)： 脂肪族アルデヒド  (CF03180F) ,  光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A)

物質索引 (6件)： アセチレン ,  アセトアルデヒド ,  オキセテン ,  クロトンアルデヒド ,  メトキシラジカル ,  2-シクロプロペニルラジカル

タイトルに関連する用語 (6件)： 多光子イオン化 ,  質量分析 ,  trans-クロトンアルデヒド ,  光解離 ,  異性化 ,  証拠