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J-GLOBAL ID：201302295583352729   整理番号：13A0563855

下水汚泥からの電解によるリン回収とみずみち棒による汚泥濃縮についての研究

著者 (1件)： 浅井圭介 (大原鉄工所)
資料名： 土木研究所資料  (Technical Report of PWRI)
号： 4248  ページ： 7-12  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： J0096A  ISSN： 0386-5878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 安定的な肥料確保のため,栄養塩が含まれる下水汚泥からの電解によるリン回収と,みずみち棒による汚泥濃縮について検討した。リン回収のための電解法基礎実験は,容器内に電極板を配置し,実処理場より採取した脱水分離液の上澄みを試料として使用した。電極に析出した結晶の回収は,電極をイオン水に浸漬させ逆電圧をかけて剥離させた。みずみち棒実験は,20°Cの恒温室で円柱形水槽を用いて回分試験した。試料は,実処理場から採取したOD法の余剰汚泥を水道水で希釈調整し,汚泥濃度を4~13g/Lとして使用した。みずみち棒は,径18×1本,0.42回/分で運転し,沈降の様子をデジタルカメラで自動撮影した。みずみち棒の使用により,汚泥の初期沈降速度を速めることができた。

シソーラス用語： 有用物質回収 ,  *電解法 ,  スラッジ濃縮 ,  沈降速度 ,  *下水汚泥 ,  *汚泥濃縮
準シソーラス用語： 下水スラッジ ,  *リン回収 ,  下水処理場 ,  汚水処理場

分類 (3件)： 下水道工学,廃水処理一般  (SC03010E) ,  その他の廃水処理・処分  (SC03070S) ,  下水,廃水の化学的処理  (SC03050W)

引用文献 (3件)：

• 1)黒田章夫、滝口昇、加藤純一、大竹久夫、「リン資源枯渇の危機予測とそれに対応したリン有効利用技術開発」、環境バイオテクノロジー学会誌、Vol.4、No.2、pp87-94、2005
• 2)北村友一、落修一、渡部春樹、「下水汚泥の重力濃縮におけるピケットフェンスの効果」、土木学会第50回年次学術講演会、pp1234-1235、平成7年
• 3)土木学会、水理公式集、pp419-420、(平成11年度版)

タイトルに関連する用語 (6件)： 下水汚泥 ,  電解 ,  リン回収 ,  棒 ,  汚泥濃縮 ,  研究