抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本連載では,仮想化技術を基礎から理解できるようにするために,仮想化を実現しているハイパーバイザの内部の実装と,その土台になる仮想化支援技術の詳細について解説していく。これまでに,x86アーキテクチャにおける仮想化の歴史とIntelVT-x,メモリの仮想化,I/Oの仮想化にについて説明してきた。前回は,I/Oの仮想化の機能のうち,I/Oデバイスへのアクセスをエミュレートする方法について解説した。今回は,割り込み仮想化の前提となる,x86アーキテクチャにおける割り込み機能のしくみについて解説する。割り込みというのは,CPUが現在実行しているプログラムを停止して,別の処理を実行するための機能である。割り込みには,外部割り込みと内部割り込みがある。各割り込みにはベクタ番号が割り当てられ,これにより割り込み之原因を識別することができる。