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J-GLOBAL ID:201302295939586126   整理番号:13A1407868

Auroraキナーゼ阻害剤の代謝に及ぼすヒトフラビン含有モノオキシゲナーゼ3多型の影響

Effect of Human Flavin-Containing Monooxygenase 3 Polymorphism on the Metabolism of Aurora Kinase Inhibitors
著者 (5件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 2707-2716 (WEB ONLY)  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Auroraキナーゼ類は,抗癌治療における有望な標的として最近同定され,それらの既存阻害剤の中で,Tozasertib(VX-680)およびDanusertib(PHA-739358)が,ヒトフラビン含有モノオキシゲナーゼ3(hFMO3)の有望な基質であった。ここでは,著者らは野生型hFMO3およびその多型V257Mによるこれらの薬物のin vitro酸化速度を報告する。精製野生型およびV257M hFMO3による対応代謝物(LCMによって同定)へのTozasertibとDanusertibの転化は,著しい差を示した。Tozasertibの場合,V257M変異株は,野生型と類似の触媒効率(kcat/Km)を示した。すなわち,V257Mにおいて0.39±0.06min-1μM-1,野生型において0.33±0.04min-1μM-1であった。一方,Danusertibの場合,V257Mは,触媒効率の3.4分の1の減少を示した。すなわち,kcat/Km値は,V257Mにおいて0.05±0.01min-1μM-1,野生型において0.17±0.03min-1μM-1であった。これらのデータは,一塩基多型に起因する単純V257M置換が,それらの治療効果の重要な転帰とともに,どのように関連抗癌剤のN-酸化に影響を及ぼすかを明らかにする。これらの知見から,コドン257は,hFMO3遺伝子活性に対して重要であり,そしてVからMへのコドン変化は,本酵素の触媒効率に及ぼす影響を持つ。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  酵素一般 
物質索引 (1件):
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