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J-GLOBAL ID：201302295958398705   整理番号：13A1216778

転写因子による有糸分裂の目印

Mitotic bookmarking by transcription factors

著者 (4件)： KADAUKE Stephan (Children’s Hospital of Philadelphia, PA, USA) ,  KADAUKE Stephan (Univ. Pennsylvania, PA, USA) ,  BLOBEL Gerd A (Children’s Hospital of Philadelphia, PA, USA) ,  BLOBEL Gerd A (Univ. Pennsylvania, PA, USA)
資料名： Epigenetics & Chromatin (Web)  (Epigenetics & Chromatin (Web))
巻： 6  号： Apr  ページ： 6:6 (WEB ONLY)  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： U7028A  ISSN： 1756-8935  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クロマチン構成および核構造に関し,有糸分裂は劇的な変化を伴う。転写は全体的に停止し,ほとんどの配列特異的転写因子と共同因子が,有糸分裂しているクロマチンから放出される。細胞分裂周期の間,細胞はどのように転写の独自性を維持するのか。活発な転写および遺伝子抑制の痕跡が,有糸分裂しているクロマチン内ですべて消去されるわけではないことが明らかになってきた。多くのヒストン修飾が,有糸分裂の間,安定しているか部分的に減少するだけである。その上,いくつかの配列特異的DNA結合因子は,有糸分裂しているクロマチン内での選択部位への結合を維持したままで出現し,このことから,転写停止有糸分裂期をとおして制御情報を伝達する機能を果たす可能性が浮上した。これは「有糸分裂の目印」と名付けられた概念である。本論文は,有糸分裂分配に関する潜在的目印因子についての最近の研究方法を概説するとともに,有糸分裂の結合核因子のin vivoでの機能に関する概念を要約する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *有糸分裂 ,  *転写因子 ,  転写【遺伝】 ,  クロマチン ,  化学修飾 ,  翻訳後修飾 ,  細胞分化 ,  ヌクレオチド配列 ,  DNA結合タンパク質 ,  ヒストン修飾 ,  リプログラミング ,  Runx2 ,  DNA配列 ,  GATA1転写因子 ,  分化 ,  発生生理
準シソーラス用語： GATA-1 ,  FoxA転写因子

分類 (3件)： 細胞分裂・増殖  (EF02020D) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： 転写因子 ,  有糸分裂 ,  目印