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J-GLOBAL ID:201302295971438708   整理番号:13A0549961

生物学的試料中のSeのCH4-Ar混合ガスプラズマDRC-ICP-MSによる微量定量

Trace determination of selenium in biological samples by CH4-Ar mixed gas plasma DRC-ICP-MS
著者 (6件):
資料名:
巻: 108  ページ: 106-112  発行年: 2013年05月 
JST資料番号: D0072A  ISSN: 0026-265X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Seのngg-1レベルのICP-MSによる直接定量は,重大なスペクトル妨害の存在のために複雑であり,Seの大きな第1イオン化エネルギー(9.75eV)も低い分析感度をもたらす。本研究で,生物学的試料中のSeの信頼性のある精密な定量法をCH4-Ar混合プラズマ-DRC-MSを利用して評価した。最大の存在量の80Se同位体を主に妨害する(イオン源からの)40Ar2+がDRCガスとしてメタンを利用する電荷移動反応によって成功裏に除去された。試料マトリックス由来のオキシドイオンとヒドロキシドイオン(64Zn16O+,64Ni16O+,及び63Cu16OH+)と2重電荷イオン(159Tb2+,160,161Dy2+,及び160Gd2+)のわずかな妨害は,通常の純Ar-ICPの代わりにCH4-Ar混合ガスプラズマを利用して50%以下に減少された。一方,Se+の低い感度は,CH4-Ar混合ガスプラズマ中の炭素増強効果に起因して3倍改良された。また,80Se+への79BrH+の妨害を避けるために,精巧な蒸発法を利用して分解溶液からBrを除いた。生物関連の15種のSRMs中のSeの直接定量に本法が適用された。筆者らの結果は,ほとんどのSRMsの値が認証値とよく一致することを示した。本法は,種々の生物学的試料中のSeの微量定量に大きな可能性を持つ。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機物質中の元素の物理分析  ,  生物物理的研究法 
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