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J-GLOBAL ID：201302296034755834   整理番号：13A1276033

炭素繊維を製造するためナノセルロース強化ポリアクリロニトリル前駆体を利用

The use of a nanocellulose-reinforced polyacrylonitrile precursor for the production of carbon fibers

著者 (3件)： PARK Sang Ho (Hanyang Univ., Dep. of Organic and Nano Engineering, Coll. of Engineering, 17 Haengdang-dong, Sungdong-gu, 133-791 ...) ,  LEE Seung Goo (Chungnam National Univ., Dep. of Advanced Organic Materials and Textile System Engineering, 220, Gung-dong ...) ,  KIM Seong Hun (Hanyang Univ., Dep. of Organic and Nano Engineering, Coll. of Engineering, 17 Haengdang-dong, Sungdong-gu, 133-791 ...)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 48  号： 20  ページ： 6952-6959  発行年： 2013年10月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異なる濃度のナノセルロース(NC)で強化したポリアクリロニトリル(PAN)を炭素繊維を製造する前駆体として用いた。NCは機械的及び化学的処理により作製した。紡糸プロセスを制御するため,PAN-NC溶液のレオロジー特性を調べた。PANのニトリル基とNCの水酸基との間の強い極性相互作用が相互結合構造の生成につながり,レオロジー特性に示された。更に,NCはその大きなアスペクト比とPANマトリックスとの良好な界面密着によりPAN前駆体の有効な強化材であった。異なる濃度のNCを含む紡糸したPAN-NC繊維は空気中280°Cで酸化安定化し,窒素中1000°Cで炭化した。Raman分光を用いて,得られた炭素繊維の黒鉛結晶子サイズを評価するためにTuinstra-Koenig式を用い,NCの導入により増加することを見出した。NC導入の結果として炭化温度が低下し,エネルギー消費が減少する可能性を確認した。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *炭素繊維 ,  前駆体 ,  *セルロース ,  ナノ構造 ,  *繊維強化プラスチック ,  *ポリアクリロニトリル ,  *湿式紡糸 ,  酸化 ,  安定化 ,  *炭化 ,  形態 ,  レオロジー ,  グラファイト ,  結晶粒径
準シソーラス用語： *ナノセルロース ,  レオロジー特性 ,  結晶子サイズ ,  黒鉛

分類 (3件)： その他の紡糸・製糸  (YM03050G) ,  アクリル樹脂  (YH07110K) ,  用途開発  (YM01080Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭素繊維 ,  ナノセルロース ,  強化 ,  ポリアクリロニトリル ,  前駆体