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J-GLOBAL ID：201302296076815063   整理番号：13A0054853

レーザーアブレージョン作製6族金属とアセチレンの反応で生成したM-η²-C₂H₂およびHM-C≡CHの赤外スペクトル

Infrared Spectra of M-η²-C₂H₂ and HM-C≡CH Produced in Reactions of Laser-Ablated Group 6 Metal Atoms with Acetylene

著者 (3件)： CHO Han-Gook (Univ. Incheon, Incheon, KOR) ,  LYON Jonathan T. (Clayton State Univ., Georgia, USA) ,  ANDREWS Lester (Univ. Virginia, Virginia, USA)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 116  号： 48  ページ： 11880-11887  発行年： 2012年12月06日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 4族~7族金属とアセチレンの錯体形成反応において,欠けていた6族金属(Cr,Mo,W)について実験および密度汎関数法(DFT)による計算を行った。レーザーアブレージョンした金属にC₂H₂,C₂D₂および¹³C₂H₂を8Kで冷却固化した試料の赤外スペクトルを測定し,波数および強度はB3LYP/6-311++G(3df,3pd)等で計算した。計算ではいずれもM-η²-C₂H₂型の錯体(C_2V対称性)が最安定であり,次いでHM-C≡CH錯体であり,実験的にもこれら2種の錯体の吸収が観測された。H₂C=C=M型のビニリデン構造もHM-C≡CH錯体に近い安定性であったが実測にはかからなかった。6族金属錯体は3~5族金属錯体に比べC-C結合距離が著しく短くなる特徴があった。

シソーラス用語： *クロム錯体 ,  *モリブデン錯体 ,  *タングステン錯体 ,  錯体生成 ,  密度汎関数法 ,  *赤外スペクトル ,  レーザアブレーション ,  核間距離 ,  C-C結合 ,  π錯体 ,  活性化エネルギー ,  反応経路 ,  *アルキン
準シソーラス用語： B3LYP法 ,  結合距離

分類 (4件)： アルキン  (CF03040E) ,  第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F) ,  錯体の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08065K) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (3件)： アセチレン ,  (²H₂)アセチレン ,  (¹³C₂)アセチレン

タイトルに関連する用語 (6件)： レーザーアブレージョン ,  作製 ,  6族金属 ,  アセチレン ,  CH ,  赤外スペクトル