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J-GLOBAL ID：201302296130548041   整理番号：13A1588383

大船渡湾における海洋環境および微細プランクトン群集組成の震災前後の変化

著者 (4件)： 山田雄一郎 (北里大 海洋) ,  加賀新之助 (岩手県水産技セ) ,  小檜山篤志 (北里大 海洋) ,  緒方武比古 (北里大 海洋)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2013  号： 秋季  ページ： 158  発行年： 2013年08月30日 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大船渡湾では津波により湾口防波堤が崩壊したため,湾内の環境が大きく改変されたことが予想されている。本研究では海洋環境および微細プランクトン群集組成の震災前後のデータを比較し,巨大津波が湾内の環境に与えた影響について検討した。震災前は河川水の滞留により低塩分・高栄養塩の状態であったが,震災後は高塩分・低栄養塩の状態になったことが明らかとなり,外海と湾内との海水交換がより活発になったことが示唆された。さらに養殖施設の流失により二枚貝個体数が減少したことが植物プランクトンの増加およびバクテリア細胞数・栄養塩濃度の低下の一因となったことが考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： 津波 ,  *岩手県 ,  沿岸 ,  栄養塩類 ,  *プランクトン ,  二枚貝類 ,  *生態系 ,  植物プランクトン ,  塩分 ,  養殖 ,  湾
準シソーラス用語： ピコプランクトン ,  海洋環境変動 ,  *海洋生態系 ,  大船渡湾 ,  東日本大震災

分類 (2件)： 生態系  (EE01040P) ,  水圏・生物圏の地球化学  (DD01030A)

タイトルに関連する用語 (6件)： 大船渡湾 ,  海洋環境 ,  微細 ,  プランクトン ,  群集組成 ,  震災