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J-GLOBAL ID:201302296172955259   整理番号:13A1378231

KおよびScイオンを用いることによる六方NaYF4:Yb,Tmにおける青色アップコンバージョンルミネセンスの増強

Enhancement of blue upconversion luminescence in hexagonal NaYF4:Yb,Tm by using K and Sc ions
著者 (6件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 1-12  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: W1361A  ISSN: 1388-0764  CODEN: JNARFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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六方(β)-NaYF4は,青色そして緑色周波数増倍(UC)のためのNIRに対する最も効率的ホストの一つとして認められている。異なる濃度のK+およびSc3+イオンによるホスト材料の可能な置換を介してβ-NaYF4:Yb,Tmナノ結晶の青色UC放出を調整する新しい方法を詳細に調べた。本研究では,Na1-xKxYF4:Yb,TmおよびNaY1-xScxF4:Yb,Tmナノ結晶をNa:KおよびYb:S比を変えることにより合成した。X線回折,透過型電子顕微鏡法,そしてUCルミネセンス分光法は,寸法,形態そしてUCルミネセンス強度がK+およびSc3+イオンの添加により影響されることを示した。置換されたイオンは局所対称性を撹乱させ,そしてまた結晶場の変化を生じさせた。Yb3+とTm3+間の距離は異なる濃度のK+およびSc3+イオンにより影響され,これらの距離の違いがUCルミネセンスの調整に関与する。本研究は,K+およびSc3+の濃度が合成中に名目的に20から100mol%まで増大するとき,六方NaYF4は構造が異なるKYF4およびNa3ScF6に変化したので,固体溶解度が困難になった。また,添加K+はNaYF4格子には入らないが,Na/R比を制御することによりそれがいぜんとして重要な役割を果たすことを証明した。合成中の20mol%のK+Sc3+イオン濃度が30~35nmの寸法をもつ材料を生じさせ,以前に報告されたランタニドベースナノ結晶よりも約4倍明るいUD放出を示すことを見出した。UCルミネセンス強度が増強されるためめに,周波数増倍ナノ蛍光体は診断のための汎用な画像化ツールとなっている。Copyright 2013 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無機化合物のルミネセンス 

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