抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アルミニウムの高機能化にめっきは重要な技術であるが,アルミニウム表面に存在する強固な酸化アルミニウム膜はそのプロセスの大きな障害となっている。この酸化アルミニウムに対する処理としてジンケート(亜鉛置換)処理が有効である。本稿ではこのジンケート処理について解説した。まず,この処理法の歴史に触れ,その起点は1927年にあり,その後密着性と耐食性を改善するための種々の開発が行なわれたことを示した。そして,この処理の基本である反応機構について解説した。最後に具体的な処理として,微小薄膜への操作について述べ,ジンケート液組成の検討と前処理プロセスの再構築について記した。