文献
J-GLOBAL ID:201302296229547357   整理番号:13A1318242

SUMO化: 健康および疾患における調節蛋白質修飾

Sumoylation: A Regulatory Protein Modification in Health and Disease
著者 (2件):
資料名:
巻: 82  ページ: 357-385  発行年: 2013年 
JST資料番号: A0490A  ISSN: 0066-4154  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
低分子ユビキチン様修飾因子(SUMO)蛋白質の分子機構について概説した。まず,SUMO化経路がE1,E2,E3酵素,SUMO蛋白質およびSUMOプロテアーゼから構成されることを示し,これらの蛋白質の働きにより標的蛋白質の可逆的なSUMO化が行われることを解説した。次に,SUMO化の標的となる蛋白質およびシグナル伝達経路について解説し,SUMO化が核内移行受容体,ヘテロクロマチン蛋白質,癌抑制因子PTENの細胞膜局在,アクチン細胞骨格動態に関わるRac,中間径フィラメント蛋白質あるいはα-シヌクレイン等の様々な細胞機構に作用することを示した。第三に,これらSUMO化標的蛋白質におけるSUMO化部位の特徴およびSUMO化の調節機構について解説し,SUMO化が蛋白質個別ではなく細胞全体のレベルで調節されていることを示した。第四に,SUMO相互作用モチーフ(SIM)を持つ下流側エフェクターとSUMOの相互作用について解説し,その結合がSIMのリン酸化により刺激され,SUMOのアセチル化により阻害されることを示した。最後に,SUMO化の異常と関連した疾患について幾つかの動物モデルに関する知見を基に紹介し,SUMO化が器官の発生および維持において重要な役割を果たしていることを示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る