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J-GLOBAL ID：201302296259178500   整理番号：13A1502288

フレキシブルなエポキシマトリクス中に多層カーボンナノチューブを分散させる新方法

Novel Method of Dispersion of Multiwalled Carbon Nanotubes in a Flexible Epoxy Matrix

著者 (2件)： JAGTAP Siddheshwar B. (Naval Materials Res. Lab., Maharashtra, IND) ,  RATNA Debdatta (Naval Materials Res. Lab., Maharashtra, IND)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 130  号： 4  ページ： 2610-2618  発行年： 2013年11月15日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水溶液中,脂肪族二カルボン酸(コハク酸,アジピン酸,セバシン酸)と等モルのNaOHの反応により半中和二カルボン酸(HNAA)を得た。この水溶液に多層カーボンナノチューブ(MWCNT)を加えて超音波処理しMWCNT表面にHNAAを固定した。0.5wt%修飾MWCNTをアセトンに分散させたのち,エポキシ樹脂(ビスフェノールAジグリシジルエーテル)と触媒トリフェニルホスフィンを加えて100°C,3h反応させてカルボキシル基が消失したのちアセトンを蒸発除去し,アミンキュア剤(Jeffamine)を加えて80°C,6hキュアした。MWCNTの分散と引張強さを比較し,修飾によりMWCNTの分散性,引張強さ,引張り弾性率の向上を認めた。HNAAのカチオンとMWCNTのπ電子雲の相互作用およびHNAAのカルボン酸単位とエポキシ樹脂の化学結合のためであり,TEM,SEM,FTIR,Ramanスペクトルで確認した。

シソーラス用語： *多層カーボンナノチューブ ,  脂肪族カルボン酸 ,  *ジカルボン酸 ,  *中性化 ,  エポキシ樹脂 ,  架橋【高分子】 ,  *分散度 ,  *引張強さ ,  弾性係数 ,  反応機構
準シソーラス用語： 中和

分類 (3件)： エポキシ樹脂  (YH07040I) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (1件)： ビスフェノールAジグリシジルエーテル

タイトルに関連する用語 (1件)： 多層カーボンナノチューブ