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J-GLOBAL ID:201302296271986565   整理番号:13A1415537

弓状核へのPYY(3-36)は食物枯渇が誘導する食物貯蔵と摂取の増加を阻害する

PYY(3-36) into the arcuate nucleus inhibits food deprivation-induced increases in food hoarding and intake
著者 (2件):
資料名:
巻: 47  ページ: 20-28  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: W0486A  ISSN: 0196-9781  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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神経ペプチドY(NPY)の中枢投与は実験用ラットやマウスの食物摂取やシベリアンハムスターの食物探索や貯蔵を増す。視床下部内のNPY-Y1およびY5受容体(R)は摂取行動のそれらの増加の説明に十分であるようである。その自然のリガンドペプチドであるYY(3-36)の中枢あるいは末梢投与が示すとおり,弓状核(Arc)におけるNPY-Y2Rの刺激は食物抑制性効果を引き起こし,BIIE0246によるNPY-Y2Rの薬理学的拮抗作用は食物摂取を増す。NPY-Y2Rの受容体活性化作用や拮抗作用による食物摂取に対する効果は比較的短寿命であり,約4時間持続する。しかし,食欲摂取欲求行動(食物探索/貯蔵)に関しては試験されていない。そこで,自然の食物貯蔵者であるシベリアンハムスターを(a)食物探索が必要であり(10回転/ペレット)自由に食物を得られない真の食物探索群,(b)走行輪へのアクセスは無く,自由に食物を得られる普遍的倦怠対照群,あるいは(c)走行輪へのアクセスがあり,自由に食物を得られる運動対照群という半自然巣穴/食物探索システム下に置いた。Arcにおける食物摂取行動に対するNPY-Y2Rの役割を試験するためBIIE0246(拮抗薬)とPYY(3-36)(作動薬)をArcに顕微注入した。食物を与えられたハムスターにおいてArcへのBIIE0246の顕微注入は,注入後1,2,4,24時間における食物探索,貯蔵そして摂取に影響しなかった。PYY(3-36)によるNPY-Y2Rの刺激は,一般的倦怠を引き起こすことなく,また食物探索への影響無しに,0~1および1~2時間における食物摂取と1~2時間における食物貯蔵を阻害した。併せて,これらの結果はシベリアンハムスターによる食物摂取と食物貯蔵の阻害におけるArcでのNPY-Y2Rの十分性を意味するが,必要性は意味しない。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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